ご無沙汰しております、イクメン見習いです。
間もなく1ヵ月を迎える自分たち、自分は仕事もしながらですのでそれなりに疲れが溜まりだしています。疲れと言っても体力的な疲れだけでなく、精神的な疲れもありますよね。今回、その精神的な疲れを取り上げますが、出産を終えた女性が迎える精神的なストレスは男性と違って大きな負担になっています。そのマタニティブルー・産後うつと呼ばれる症状を理解し、どのように備えるべきかを考えたいと思います。
マタニティブルーとは
今回、サラヤ株式会社さんのarau.に記載されている内容が比較的分かりやすいので、こちらを引用させていただきます。

マタニティブルーとは、妊娠中から出産後(およそ1ヵ月程度まで)にかけて発症する可能性のあるもので、『一過性の情緒不安定な状態』となりますが、軽度の抑うつ・涙もろさ・不安・集中力の低下をはじめとする『メンタル症状』と『身体的症状』が現れる一般的な鬱症状のように思います。
その原因は、女性ホルモンの変動・心理的ストレス・体力の低下や睡眠不足となりますが、どれも避けては通れないストレスと言った印象です。心理的ストレスや睡眠不足は、周囲のサポートがあれば何とかなるかもしれませんが、女性ホルモンの変動と体力の低下は、女性自身の身体に直接起こっていることですので、如何に対処するかどうかなのではないでしょうか。
備えると言っても、そう簡単に備えることは出来ないかもしれませんが、対処方法としてあげられることを事前に出来ているかがポイントかと思います。その対処法とは、『誰かに話す』『ゆっくり休む』『軽く運動する』とありますが、一言でまとめると、『無理に頑張ろうとせず、一人で抱え込まずに、休める環境とリラックスできる環境を用意しておく』ことでしょう。
具体的にどのような行動を取るべきかを自分なりに考えていますが、その前に産後うつの話に移りたいと思います。
産後うつとは
産後うつとは、産後6週間~8週間程度の間に発症するもので、マタニティブルーと同様な症状があるものの、不眠や食欲不振、強烈な不安など、かなりのストレスが女性に掛かっていることを指しているものと私は理解しています。マタニティブルーと産後うつは異なるものだと指摘されることが一般的なようですが、それは原因となるものが大きく異なるだけで広く『育児に掛かるストレス』と言う点ではかなり似たポイントであるため、自分は大きく変わらないものと解釈するようにしています。
そのマタニティブルーとの原因の違いについてですが、産後うつは『身体に大きな負担がかかること』『不安や環境の変化に伴うストレス』とあります(参照:太陽生命)。出典元は異なりますが、あれっ?何が違うの?ってことですよね。女性ホルモンの変動がマタニティブルーにはあるけど、産後うつにはないと言うのが大きな差でしょう。
原因はそれだけの差で、発症してからの対処や治療としては、かなり長期的なことにもなりえることのようです。場合によっては薬物療法もありえるほどで、そう聞くと症状は重い場合もあるのではないでしょうか。となると、事前に産後うつになりにくい環境を用意することが重要になってくると自分は考えています。
ストレス低減のための環境整備について
ここで自分は懸念している点は、女性側のストレス緩和を重視するばかり、男性側にストレスが集中してしまうこと。それによって、夫婦ともどもうつ状態に陥ってしまうことが最悪な事態であると考えます。
ここで『女性側の方がストレスが・・・。』と言われるのを覚悟で申し上げますと、『男性側もそれなりにストレスが掛かっています。』ですね。人によっては育休を取ることができない、そんななかでも女性側をサポートするばかりストレスをどんどん抱えてしまい夫婦共倒れの危険性がある。そう思うと、女性側も配慮すべきポイントではないでしょうか?そこは夫婦の社会属性としてのバランスであったり、夫婦のパワーバランスに寄るところもありますので、人それぞれなので深く言及することはやめておきます。
では、どのような環境を整備すべきかのベースとなる考えです。自分が考えることは『お互いに完璧を求めず上手に手抜きをしつつ効率的な最適解を探すこと』です。分解して考えると良いと思います。①お互いに完璧を求めず、とは『洗濯がたまっている』『赤ちゃんの世話のためにご飯がまだ作られない』と家事が不十分な状態でも寛容的になることです。『まぁいっかー』くらい気楽なテンションで良いと思います。そんな中で取る行動としての②効率的な最適解、とは、夫婦で無駄な動きをしないことです。悪い例を挙げると、深夜の世話の時間に二人とも起きている状態、ですよね。『ここは自分に任せて』と言えることができれば、一人はちゃんと休めますよね、簡単なようでちゃんと育児を任せあえているでしょうか。ちゃんと任せあうことができ、任せている時間は休めているからこそ不十分な点は寛容的に受け入れる。これが環境整備以前のポイントではないでしょうか。
その中で、自分が気にしている具体的な環境整備とは、『ストックを切らさないこと』が一つ重要な点だと思っています。今の時代、Amazon Primeなんかを使ってしまえば、翌日とか翌々日に必要なものが手に入るかもしれませんが、『必要としているものが欠けている期間』のストレスは自分にとっては大きいです。その欠けているものが自分のビールであれば、自分の責任として我慢するとかコンビニに行って買えば済む話かもしれませんが、赤ちゃんのミルクとかオムツだったらどうでしょう?絶対ストックを切らすことは出来ないですよね。ストックが無くならなくても、ギリギリのタイミングでAmazonでポチっとしても在庫だとか運送業者の都合で間に合わないもあり得る、それは自分には許容できないストレスです(もちろん、いざとなれば車で買いに行きますが、それはそれでストレス)。。。ですから、ストレスは十二分に行っています。感覚的ですが、ミルクであれば大きな缶で2缶(約8日分x2缶)、オムツでも2袋(入っている数に寄りますが、約7日分くらいの60個入りx2袋)を下回れば安心できる数になっていると思います。他のアイテムも予備が1つあるとかしておけば自分のストックに関するストレスは解消です。あとは毎週土日だとかにちゃんと在庫チェックと買い出しをしておけるかだけ。
このストックですが、単に自分のストレス緩和だけではなく、リスク回避(トラブルに対する備え)という側面もあります。自分がインフルエンザで寝込んで買い出しに行けない、なんかは十分あり得るでしょうし、地震などで物資が手に入らない状況に陥らないようにするでとかですね。リスク回避も自分だけであれば『自分だけが苦しめばよい』ってなりますが、『この子をどうやって守っていくのか?』と考えたとき、親として取っておくべき必要なアクションであるとも考えています。
さて、マタニティブルー・産後うつのことを今回は触れましたが、実は男性側も産後うつがあるようです。これは途中で言及した『夫婦共倒れ』にもなりえることですので、次回はこのテーマを取り上げたいと思います。
今日はこの辺で終わりたいと思います。
じゃっっっ。。。
コメント